今日の長南支部。
最近いつも同じ事を書いていたと思うのですが、返事も挨拶も気合いも、小さかったり、あったりなかったり…
毎回同じ事を言われ、そこからちょっとの時間、気合いを出して、大きな返事をして…
ちょっと時間が経つと元通り(T_T)
次の週になると元通り(>_<)
毎回毎回言って聞かせて何の為?誰の為?とお話しして考えさせていましたが、全員白帯に戻しました(`_´)
「白帯で初めて審査を受ける時、こんな状態で稽古していたのか?審査本番、合格したい!という時はこんな状態の自分を見せたのか?」聞いてみました。
また出来る力を持っているのに以前の自分よりレベルを落とした稽古をしていて今の帯を締める資格があると思うのか?聞いてみました。
口々に「アカン…」と子どもたち。
その後、気持ちを入れ替えて基本稽古を開始しました。
先日の私の試合で自分の動画を見ると、自分の悪い癖、課題点が客観的に見れてよく分かったので子どもたちの基本稽古を動画に撮って、後ほど休憩の時に見せました。
各自の癖、ガード、腰のキレ、引き手の位置などを自分の目でチェックしてもらいました。
「どう思う?」とだけ聞くと各自が「お膝が曲がってる」「ガードが下がってた」「おへそが前向いてる」「引き手が身体から離れたり、下がったりしてる」などと、いろいろ自分の画像を見て気づいた事を話してくれました。
そして「こんな基本稽古、今度、おじいちゃんおばあちゃんがたくさん住んでいるお家(老人介護施設)に行った時に見てもらったらどうやろ…?」と聞くと…
子どもたちは口々に「ちゃんと出来てないのん恥ずかしい…」「ちっさい気合いで格好悪かった…」「ずっとこんな稽古してると、アカン動きが身体に染み込んでしまう」とも。
「そうやんな!先生も恥ずかしいし、格好悪い。出来る力を持ってるんやから、常にしっかり気合い出して今自分で気づいた事を意識して治していこうな(^-^)」と話ました。
その後はビックミット、ダミーミットを使って、パンチと蹴りの連動の対人稽古をしました。
持ち手になった子が「声出せよ!」「背中真っ直ぐ!」など、お互いにアドバイスしながら汗だくになって頑張っていました。
最後はミットを並べて、ステップの稽古をしました。
ラダー式の足の動きや、ジャンプを取り入れた物まで様々なステップを取り入れました。
最後は先ほどのクロスステップの一つを使っての鬼ごっこをして稽古時間終了でした。
上手く出来ないとすぐにタッチされて鬼になってしまうので最初は出来なかった子やぎこちなかった子も勝手に上達していました(^-^)
稽古の最後の正拳突きは、何も言わなくても大きな気合いでしっかり鏡を見てフォームを意識しながらの突きで締めました。
来週から何も言われなくてもこの調子で頑張って欲しいな…と思った長南支部でした。
押忍。
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