平成30年9月24日(月)の祝日に秋季昇級審査会を行いました。
今年の4月に、師匠の真正会 聖眷會 鎌苅道場 鎌苅師範の元より独立させて頂き、泉州道場になってから初めての審査会です。
泉州道場を立ち上げ、年間行事を決める際に、私の管轄している道場は全て週一回の稽古である事や、年度はじめ、年始などだけでなく、いろいろな月に入門者がいる為、春と秋に年二回の審査会を行う事に決めました。
また、基本的に年に一回のペースでの受験を基準にしました。
ただし、習熟度や稽古態度なども加味して、半年でもかなりレベルアップしているとみなした者に対しては半年での受験も許可する事にしました。
逆に、前回の審査会より一年を経過していてもレベルアップが見られない者、前回よりレベルダウンしているとみなした者、出席率や遅刻、早退、途中見学などの回数や稽古態度を総合的に判断して受験不可とみなした者も受験させない事にしました。
さて、今回は白帯が4名、色帯が4名の合計8名というとても少ない人数での審査会でした。
本当ならあと2名いたのですが、野球の大会で決勝に進出したため受験出来ない子、
サッカーの大会で受験出来ない子があり、その子たちは違う日に別で審査する事になりました。
時間になり、点呼、挨拶の後、まずは柔軟のテストです。
最初は硬くても、どんな人でも努力で少しずつは柔らかくなるので、その努力の跡が見られるのか?を見ました。
基本の審査に移ります。
白帯の初めて審査を受けるメンバーは、しっかり普段の稽古で言われる事を理解して動けていました。
また、一番白帯の審査で重要視している
「これから色帯になるに当たって、いつも大きな声で返事・挨拶が出来、常にしっかり気合を出して稽古出来るか?」を見ていましたが、初めて来るいつもの道場と違う場所、たくさんの保護者さんや知らない道場生がいるというとても緊張する場所でもしっかりと出来ていました(^_^)
また、半年で受験許可を出した色帯の子たちは「さすがに半年で受験許可をもぎ取っただけの事はあるなぁ…」と感心するぐらい 動き、気合、体力、礼儀とも素晴らしい出来で道場の稽古以外にも自分で努力しているのがよく分かりました(^_^)
基本の審査の後は、型、一本組手、組手と進みます。
全体的にとてもよく稽古してきており、帯を貰いに来たのではなく「自分の力でもぎ取りに来た」のがよく分かりました!
最後の体力審査、最近数ヶ月はわざと稽古中に行っていませんでした。
毎日家でテレビのコマーシャルの間やお風呂に入る前など、自分で習慣づけてやるように言ってあったのですが、地味で面倒くさくて誰も見ていない稽古を「自分のためにする、自分の稽古」と理解してコツコツ積み重ねている子が多く、特に半年で受験した紫帯の功雅と、同じく紫帯の若紗。
それと受験者最年少の幼稚園年中で白帯の獅兜が素晴らしかったです(^o^)
体力も武器の一つです。
誰も見ていない、いつでもサボれる地味な稽古を積み重ねられる意志の強さも武器の一つです。
是非らこれからも続けていきましょう!
受験者の皆さん、よく頑張りました!長時間、お疲れ様でした。
保護者の皆様、お忙しい中、また遠いところありがとうございました。
一般部のお手伝いの皆さん、ありがとうございました!
押忍。