今日の尾崎支部は風邪や怪我でお休みが重なり寂しい人数でした。
人数少なめやな…と思っていたら、昨日の長南支部の稽古をお休みした実莉が補修を兼ねてお母さんと電車に乗って出稽古にやって来ました。
いつも稽古熱心で感心します(^_^)
さて、尾崎メンバー、基本稽古の時に「いつも同じ事を注意されないように。」
「言われている事が出来るように意識して20本の号令を大事に稽古するのが上達するコツ」と言われているので、新しくオレンジ帯になった子も一生懸命意識して稽古しています。
今日は言われたポイントを意識して動けるようにゆっくりの号令で稽古しました。
今日は移動稽古や対人稽古のメニューをいろいろ練っていたのですが、試合出場メンバーがお休みだった事、
基本稽古でしっかり集中出来ており、説明もきちんと聞けている事などから判断し、
急遽稽古メニューを変更して
対人稽古で柔法をしました。
柔法とは空手家が柔道家やレスリング、総合格闘技などをやっている人に転がされた時に対処出来るように稽古する空手のための柔術の事です。
私は柔法は正道会館時代に週一回天満の総本部に稽古させてもらいに通っていました。
現役K-1選手の先生と、K-1のトレーナーをされている先生に約9年教えて頂きました。
柔法を始めた当初は80㎏オーバーの大きな身体の人がゴロゴロいる男性陣ばかりの中に入り「えーー?こんな小っこい、しかも女がホンマにするん?」とか「稽古キツいから一回ですぐ辞めて来なくなるやろ~」といろんな人に思われていたそうです(^_^;)
柔法もいろんな方のいろんな意見があり、賛否両論で、それこそ過去にいろんな扱いを受けた事もありました。
ですが師匠の鎌苅師範の元に移籍させて頂いた当初「空手は本来総合格闘技で顔面攻撃はもちろん、投げもあれば、関節技も何でも有りやから、柔法もしっかり頑張りなさい。」と背中を押して下さいました。
また、鎌苅師範が、柔法の先生方に「奥野をお願いしておきます。」と度々お願いして下さっていたそうで、本当にありがたい限りです。
そんな経験から、喧嘩はしないに超した事はないけど、喧嘩やトラブルに巻き込まれて転がされてしまった時のいろいろな対処法をしました。
ここまで本格的に教えたのは初めてでしたが、しっかり集中して話を聞けている事、ふざけたりしないで稽古出来るレベルまでなっている事などから今日の稽古メニューを行いました(^_^)
やってみてみんな興味深々、難しいけど楽しかったようで稽古後も、居残りでたくさんの子が「まだ柔法教えてもらいたいです。」と残っていました(^_^)
また今日のようにしっかり集中出来ていて教えても大丈夫そうだな…と太鼓判を押せる時は、柔法の稽古も平行して行おうと思いました(^_^)
押忍。
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