2018年4月8日日曜日

KARATE ALL GENERATION CHANPION REAGUE 第2回大阪大会

本日2018年4月8日(日)、真正会 全真会館主催の大会に 泉州道場 長南支部から2名、尾崎支部から2名出場させて頂きました。

エントリー時には、まだ3月で鎌苅師範管轄の聖眷會 鎌苅道場の所属だったので今回の試合は聖眷會所属で出場させて頂きました。

結果から言うと残念ながら全員一回戦負けでした。
聖眷會所属での最後の試合だったので、何とか入賞し師範に恩返しをしたかったのですが、あと一歩及びませんでした(T_T)

ただ、「勝ち」か「負け」か?だけを書くと確かに「一回戦負け」なんですが、それぞれに得て帰るモノはありました。

4人の中のトップバッター 煌貴。
今回が試合三回目の挑戦でまだ勝ち星に巡り会えていません。

基本稽古や、組手の構え、蹴る時の姿勢など課題点がたくさんあり、その課題が良く分かった試合でした。

この課題を克服出来るように、これから頑張って行きましょう!

また、今回は弟の大翔とともに試合に挑む姿勢、心構えにちょっと難があったようで忘れ物続出(;゚д゚)
返事、挨拶、話の聞き方、試合会場への出入りの礼、試合コートから出る時の礼を忘れてしまったり、試合後の相手への挨拶を忘れてしまったり…
突き・蹴りの技術云々以前の事が出来ていなかったので、これから、気持ちを引き締めて、もう一度といったところです…(>_<)

ただ、偉そうな事をブログに書いている私自身、日中の仕事や、支部長になり独立の諸手続き、家庭の事などでドタバタしてしまい、『タイトスケジュール』ではなく『忙しい』←という漢字の通り『心の亡い』状態だったと振り返り、反省しています。

「初試合じゃないんやから分かるやろう…( ̄0 ̄)」と高をくくり、稽古時に試合へ挑む心構えや持ち物の事などをおさらいの意味で伝えたり、子どもたちが思い出して準備出来るようにヒントを出したりする心の余裕がありませんでした。

もちろん出るのは選手本人なんですが、まだ小さい子どもなので、配慮をする心の余裕がなく、あたふたと指導の時間を過ごしていたのではないか?と振り返っています…
私自身も反省です!!

煌貴の今回の試合は、前回と同じような負け方でしたが、試合途中でうずくまって戦意喪失になる事なく、最後まで闘えました。
ちょっと前進です(^-^)
次の稽古から、今の課題点が克服出来るように指導して行きます!
一緒に頑張ろうね(^-^)
 

二番手は、大翔。
大翔も忘れ物をあれも!これも!で、開会式前に大パニック(>_<)
泣くんだったら試合は棄権にする!と私に叱られ、目のギリギリのところで涙が止まっている状態でした。

試合時間までに忘れ物は何とか取り繕い、聖眷會熊取支部の真奈がアップの手伝いやセコンドに付いてくれて、やっと落ち着き戦闘モードに入れました!

大翔のいつもの課題点「大きな気合いを出す」はクリアー出来ました!
試合も気合いを出しながら果敢にどんどん前へ、前へ、パンチも蹴りも威力のある良い攻撃が出来ていて、今回試合二回目にしては上出来でした!
前回、初試合でチャレンジクラス三位入賞を果たし、今回はランクを上げてのエントリーでしたが、格上のクラスでも果敢に闘えました。
残念ながら顔面殴打の注意や、最後のスタミナ切れもあり旗判定で負けてしまいましたが、惜しいところまで行きました。

また次の稽古から課題点を見つめ直して頑張ろう!

三番手の斗真。
小柄な斗真の相手は、斗真より頭一つ分くらい長身な他流派の子です。
以前の斗真なら、そこで怖じ気づいてしまい逃げの組手になるのですが、ここ最近は泣きながらでも課題点克服を年上の子たち相手に頑張っていたのが発揮され、パンチ、蹴りで前へ、前へ…
ただ、斗真の攻撃のパターンを読まれてしまい、中盤にカウンターの上段前蹴りでポイントを取られてしまいました(>_<)
だけど、今までの斗真とは違い泣きながらですが、取り返そうと向かって行きました。
残念ながらやっぱり動きを読まれてカウンター、カウンターで負けてしまいました(>_<)
また、経験を積んで、今度は泣かないように。
いろいろパターンの攻撃が出来るように。
カウンターを取られたら、カウンターのカウンターで切り返せるように…
これから稽古して行きましょう!
試合には負けはしましたが、大きな声で挨拶をし、すぐさま相手にも挨拶に行き、試合の結果報告を鎌苅師範にも私にもすぐに来れたことろは、新二年生でもなかなか出来ない事だなぁ…と思います!
試合に負けても、礼儀ではよその道場の子に負けない!の目標をキチンと達成出来ました(^-^)

最後の砦の 功雅。

功雅も前回の試合、初試合でチャレンジクラス準優勝したので、今回、ランクアップの初級Bクラスにエントリーでした。

しかも相手は3ランク上の青帯です。
だけど功雅は「前回の試合で黄帯を倒せたんやから、今回だって!!」と闘志満々`_´┛
普通の子なら帯の色を見てビビってしまったり、諦めてしまったり…になると思います。

功雅、試合開始早々に道場の稽古や居残り、お家での自主練で身につけた技のありったけを相手にぶつけます!
本戦は引き分け、延長戦です!
前回の決勝戦でスタミナ切れで負けてしまったので、それからの稽古は毎回分厚い布地のマスクをつけて基本稽古から最後の居残り稽古のミットや組手までをやり通しスタミナアップを図りました。
これは斗真も行いました。

あと、功雅は前回の試合で負けた後、お家での自主練で毎日2分5ラウンドのミットと縄跳びをどんな時も必ず行い、自分はみんなよりうんとスタミナがない!という弱点を自分で自覚し、自分で考えて克服する努力をしてきました。

延長戦も引き分けでした…(>_<)

「しんどくても絶対しんどそうな顔をしない!しんどい時こそ、一段と気合いを出して根性で動く!!」
いつも私に稽古の時に言われる事を忠実に守り、スタミナがないのが弱点の功雅は、それでも再延長戦、胸を張ってそんなそぶりは見せず、闘志満々で挑みました。

サドンデスルールなので相手のハイキックが頭をかすめる場面もありヒヤヒヤでしたが、一分闘い抜き旗判定にもつれ込みました。
旗判定は功雅に一本、相手に二本で惜しくも負けてしまいました(>_<)

ここまで来たら絶対勝ちたかっただろうと思うし、それが功雅の動きや気合いを見ていて良く分かりました。

ローキックをカットせずに蹴られっぱなしで印象的にまずいところ、本戦、延長戦、再延長戦ともに最後にスタミナ切れでラッシュがかけられなかったところで惜しくも負けてしまいましたが、本当によく頑張りました。

いつも人前で泣かない功雅が、あんなに泣くところをみるとよっぽど悔しかったんだと思います。
この悔しさをバネに弱点を克服して頑張ろうね。

よく頑張りました!

今回、誰も入賞者のいない結果となりましたが、試合内容をみても以前より成長していると確信出来ます。
また、子どもたちの自主性に任せ、1時間の稽古時間以外は、自分たちの考えで行動させています。

居残り稽古のメニュー、自主練の内容など全て自分たちで課題点を見つけ出し、自分たちでメニューを考えて行動したり、質問に来たりして頑張っています。

この各々の努力はいつかきっと実ると信じています!

今日はみんな良く頑張りました。

最後になりましたが、全真会館の諸先生方、真正会の諸先生方、関係者の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。

押忍。

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