今日の尾崎支部、頑張ったで賞の記事にも書いたのですが、稽古場所のスペースの加減で対人稽古をたくさん行いました。
今までのただ蹴るだけのローキックからレベルアップし、相手のどこの部分を狙うのか?しかもピンポイントで鍛えても筋肉の付かない部分を狙う事。
膝や踵をどの位置に上げてどう蹴るのか?を丁寧に説明し、稽古しました。
ミットを使ってローキックの稽古をしたのですが、一個のミットでは痛い、痛い!と二つに重ねてローキックの蹴込みを続行。
みんな痛いローキックが蹴れるようになりました(^o^)
そこで、次はローキックで相手の意識を右下に持って行かせたところに、自分はサイドに入って意識させた対角線上に左ハイキックを蹴るコンビネーションの稽古をしました。
ハイキックを蹴る事に一生懸命になり、先ほどのローキックの蹴り方がむちゃくちゃになったり、ローキックが緩い痛くないローキックの時は相手の意識が右下に行かない事も説明しました。
また、ローからハイへの繋ぎを速くしないとハイキックをガードされたり、受けられて捌かれてしまう事も説明しました。
今日は大変難しかったと思います。
「ローキック痛いけどしっかり相手見て、ローもハイも顔を逸らさんと正確に受けなアカン!!」と先生に言われ、一学年上の大きな優雅相手に必死で頑張る斗真。
優雅もとても良いローキックが蹴れていました。
何度も何度も先生に「ナイスロー!!」と誉められました!
また、今日は寒くて朝から雪がちらつ く天気でしたが、ランニングが出来ないので温まるためにジャンプなどを取り入れた身体を動かす準備運動をたくさんしました。
それが楽しかったからか?気が緩み、先生の説明を集中して聞けなかったり、集中して稽古 出来なかったり…の子がちらほら。
とうとう私の雷が落ち、「オレンジ帯外して、白帯に戻れ!!試合も出んでええ!そんな稽古の仕方で試合に出たら対戦相手に対しても失礼や!」と叱られました。
「嫌や~~(≧Д≦)!」と大泣きに泣いていましたが「泣いてる間はみんなの邪魔になるから、泣き止むまで廊下におり!!」と放り出されてしまいました。
ですが…
やっぱり試合には出たい。
大好きな空手はしたい。
努力してもぎ取ったオレンジ帯から白帯への降格は嫌。
泣いている間は稽古できない。
泣きながら廊下でいろいろ考え、泣き止んで涙を拭いて再び道場へ入ってきました。
知らんふりをして指導している私の元へ恐る恐る近寄ってきて「先生、これからちゃんと集中して稽古します。僕も稽古させて下さい。」と自分で言いに来れました。
いつも「自分の思っている事、自分のしたい事、自分のして欲しい事は、自分の口で伝えなさい。
そうじゃないと相手には伝わらないよ。」と教えているのをしっかり覚えていたんですね(^-^)
雷を落とした先生の元に言いに来るのは相当の勇気が要った事と思います(^_^;)
集中して一生懸命稽古をする約束をし、もう一度稽古に合流しました。
そこからは気持ちを入れ替え、最後まで集中ししっかり稽古していました。
短い時間の間に大笑いしたり、アスレチックのような運動をしたり、対戦方式のパワートレーニングをしたり、雷を落とされたり、痛くて泣いたり、悔しくて泣いたり、叱られて泣いたり、放り出される子がいたり…、また、誉められて笑顔になったり、仲間に励まされたり…
何とも忙しい尾崎支部でしたが、寒い中、しっかり稽古出来ました。
今日もみんな心身ともに強くなりました。
押忍。
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