今日の長南支部はちょっとしたプチドラマのような1日でした(^_^;)
十年ちょっと(私の記憶では11年か12年)風邪をひいた事がないのですが、秋の花粉のセイタカアワダチソウのアレルギーで、先週(土)のコナミ和泉府中教室の稽古途中から声が枯れて出にくくなりました。
次の日の(日)には喉も痛くないし、咳も鼻も何もないのに、完全に声が出なくなり、(日)(月)の稽古も声が出せないままでの稽古出席となりました。
道場でも職場でも風邪じゃないと分かると、やれ「酒やけか?」とか「一人だんじり祭して声枯れたんか?」とか「どっかのだんじりの昇魂式手伝ってきて声枯れたんか?」とか、しまいには「第四次成長期で喉仏出てくるんやで!」とか、も~うみなさん好き放題言うてくれます(≧Δ≦)
ちゃいますからね!
アレルギーからくる声枯れですからね!!
で、脱線した話を戻しますが、声が出なくて困った状態なので、ここは子どもたちに助けてもらう事に決めました!
準備体操を終了後、オレンジ帯の子どもたちに訳を話して号令をお願いしました。
もちろん、誰一人、号令なんかかけた事はありません。
でも「出来る人?」と聞くと、長南のオレンジ帯の子どもたち、すかさずピンと手を挙げてくれる子、自信なさげだけど考えて考えて手を挙げてくれた子…結局オレンジ帯四人全員が手を挙げてくれました。
技の名前、軽く四本の号令は私がかけますが「押忍、気合い入れて!! 1、2、3、4、5~」の号令は順番で子どもたちにかけてもらいました。
途中で止まってしまったり、言い間違えたり、数が飛んでしまったり…とハプニング続出でしたが、生まれ初めての基本稽古の号令を一人ずつ何とかこなして行きます。
初めに煌貴が、次は大翔の順番でしたが緊張からカチコチに固まってしまい、大翔は一回はパス。
次は昇太郎、その次は芯乃介…と号令をかけてくれます。
また煌貴に戻り、次は大翔の番でリベンジのハズが緊張のあまり、固まって泣き出してしまいました。
そこで「大翔どうする?号令今日は辞めといてもいいよ?また今度でもいけるよ。それとも言うの?」と大翔の気持ちを聞くと、時間はかかりましたが「言いたい…」と。
それだけど「もう一回だけパスして、この次に号令をかけたい。」と、やっとやっと自分を気持ちを声に出して伝えられました。
なのに自分の順番が来ると、やっぱり緊張から固まってしまい、号令がかけられません…(>.<)
ここは一つ心を鬼にして「大翔が自分で決めたんやよ。先生、今日は号令なしでまた今度でも良いよ。って言うたけど、今日言うって自分で決めたんやよ。みんなも待ってくれてる。ここは大翔が泣いてでも頑張る時やで。泣いてるし、じゃ~しょうがないからいいよ、いいよ。で許してもらってオマケは白帯のレベルやよ。
」と厳しい事を言いました。
そして、とうとう意を決した大翔、時間はかかり、蚊の泣くような号令でしたが、何とか号令をかける事が出来、どうにかこうにか基本稽古が終了しました。
また、まわりのみんなは大翔を応援するように、それまでの基本稽古以上に大きな大きな気合いで大翔の号令に合わせて気合いを出していました。
大翔、今日は少しだけ弱虫さん克服です(^_^;)
みんなも忍耐強く大翔を待ってあげて偉かったです(^-^)
私が生まれて初めて号令をかけたのは35になってからで、黄帯の頃です。大人の私でさえ緊張するのに、まだまだ幼い子どもたち、オレンジ帯なのに大変よく頑張りました。
声の出ない先生を助けてくれてありがとうね!!
さて、移動稽古では五本蹴りをしました。
はじめはフラフラのヨレヨレだったみんなも軸を意識して!!とか、蹴る所を先に見る!!とか、いろんなアドバイスを一生懸命注意しながら稽古していくうちにだいぶ様になりました。
対人稽古では五本蹴りをミットを使って行いました。今日で体験も入れて稽古三回目の大也もなかなか上手に蹴っていました。
稽古終わりに、大也の初道着記念と、先週私の優勝記念で記念撮影をしようと思っていたのですが芯乃介がお休みだったので、一週間待って全員集合でのパチリです(^-^)
今日は心も身体も前よりちょっぴり強くなった長南支部でした。
押忍。
0 件のコメント:
コメントを投稿