長南同好会所属の2年生 オレンジ帯の 煌貴です。
煌貴は、試合当日が弟の大翔の運動会と重なりました。
弟は年長組で出番や見せ所もたくさんあり、また走るのが速くリレーの選手なので、お父さんもお母さんも運動会に行くので、煌貴の応援に来れません。
何度かブログにも書きましたが、煌貴、大翔は私が以前勤めていた保育園の卒園児、在園児なので運動会のプログラムや内容なども熟知しており「そりゃあ、両親揃って見に行くだろうし、試合は次に見送って当然やよな…」と思っていました。
…が、煌貴は「どうしても今回の試合に出場してみたい。」「一人でも奥野先生に連れて行ってもらって、頑張れる!!」とお父さん、お母さんにお願いしたそうです。
そこで、お父さん、お母さんが煌貴の心意気を買い、煌貴が赤ちゃんの頃から何かと面倒を見て下さっている御近所さんファミリーにお願いし、ファミリーが総出で引率、応援に駆けつけて下さいました!
試合当日、煌貴のお母さんは煌貴にお手紙をそっと持たせてくれていました。
そのお手紙を試合会場で私が読み上げ、煌貴に聞かせました。
煌貴が空手を習ってから、泣き虫が治ってきた事、大きな声で挨拶が出来るようになった事、そして赤い字で 心が強くなった事! と書いてくれていました。
そして最後に自信を持って頑張れ!!と書いていました。
お母さんは会場にはいないけど、煌貴と心はひとつで精一杯応援してくれているのがひしひしと伝わり、煌貴にお手紙を読み上げていて涙を堪えるのに必死でした(^_^;)
最近、年のせいか?大変涙腺が緩くなっていて、試合前だと言うのに困ったもんです…(^_^;)
お母さんの応援のお手紙で気合いの入った煌貴!
鎌苅師範や、主催者道場の諸先生方に大きな声で挨拶をし、気合い満点でアップも済ませました。
いざ、受付を済ませトーナメント表を見ると…
私が教えているコナミ和泉府中教室の若紗との対戦でした。
どちらも順当に行けば、入賞も夢ではないな!と思っていただけに初戦から潰し合いで、何とも複雑な心境でした。
いよいよ試合です!
名前をコールされ、煌貴は気合い満点の返事でコートの真ん中へダッシュして行きました。
が、主審の先生の「構えて!」の声で急に声が小さくなってしまい、いつもの煌貴はイケイケでガンガン前に前に、ハイキックもどんどん蹴るのですが、いつもの組手がしにくかったようです。
ハイキックを蹴りたくて距離を取るために下がって蹴ろうとしたところに若紗に前へ前へ攻め込まれ、煌貴の動きが出来ないままに試合終了時間になってしまった様な感じでした。
悔しくて泣いてしまいましたが、デビュー戦、しっかり戦えていました!
また、しっかり稽古して、次の試合までに課題点を克服して行こうね(^-^)
斗真編でも書いたのですが、負けてしまった後も斗真と二人で一生懸命脱ぎ散らかされた靴を、何度も何度も並べなおしてくれていました。
私が煌貴と同い年くらいなら、「試合に負けた後やのに、そんな事したくないゎヽ(`Д´#)ノ!!」ってきっと思っていると思います。
今回、残念ながら一回戦負けでしたが、今回の弱点を克服して、また次に向かって頑張りましょう!
煌貴、とってもよく頑張りました!
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