今日の熊取支部、昇級昇段審査後、初の稽古日でした。
残念ながらお休みの子もいましたが、やっぱり審査後、試合後などの次の稽古が大事で、今後の自分がどうなっていくのか…に繋がるのではないか?と思います。
審査まで頑張ったので疲れを
取る為の休み、お出かけなどの用事、体調不良…などなど、理由はいろいろあるとは思います。
厳しい事を言う様ですが、今一度、稽古の積み重ねの意味を考えてみてほしいと思います。
欠席、遅刻者もありましたが、泉大津から望生が出稽古に来ていて、そこそこの人数で稽古開始です。
今日は最初から師範の指導元、準備体操、基本稽古と進みます。
審査後も審査前と変わらず、丁寧に基本稽古を一つ一つ行い、それぞれに癖がなおる様アドバイスをして下さいました。
クーラーの効いた中での稽古ですが基本稽古後、汗びっしょりになりました。
基本稽古後、少し休憩し、移動稽古です。
師範が、ホワイトボードに図を描いて説明して下さり
①ワンツーのパンチ
②ワンツーのパンチの後、フックのパンチを打ち、フックを打つ時の回転を利用して左足を軸に円を描く様に移動
③ ②の動きの後にアッパーを足して、ワンツーフックアッパーの動き(アッパーはフックを打った時の腰のキレで、右にタメを作って、そのバネで返します。)
師範が「審査が終わったので、ワンランク上げて、少し難しくしてより実戦的な動きをしていきます。頑張ってついて来る様に。」と仰いました。
今まで以上にしっかり聞いて、理解し、意識して身体を動かして、教えて頂いた事が出来るように頑張らないとついていけなくなるな…と思いました。
対人稽古ではミットを使い、ローキックから、サイドポジションを取りハイキックに繋ぐ稽古をしました。
その後、ローキックの後のハイキックの蹴りをダブルにしました。
次に、相手の左右のパンチに対してのカウンターの膝蹴りをしました。
白帯、オレンジ帯の審査課題の左右のパンチの応用ですが、受けてから返すのではなく、受けながらカウンターで膝蹴りを蹴ります。
また、相手が入ってくるのを捌きながら蹴りますが、自分も入りながら蹴ります。
相手の入ってくる勢いと、自分が入って蹴る勢いとの2つの力が合わさるので相手に伝わるダメージの威力が増します。
稽古の最後に、師範から審査の総評がありました。
長い事続けているから次の帯になれる、審査を受けたから次の帯になれる、よその流派は知らんけど、ウチの流派はそんな甘いもんではないです。
次の帯を受けれるレベルまで上達しているから審査を受ける許可を出し、審査で全ての審査課題をクリアーした者じゃないと合格させないです。
自分で帯を取りに行かないと、勝手にひとりでに貰えるような簡単な審査じゃないです。
という内容の事を仰いました。
私は、その話を聞かせて頂いた時に「だからこそ、そんな厳しい審査に合格をして締める帯は値うちがあるんやなぁ。帯を貰うんやなくて、もぎ取るんやな。」と思いました。
審査の合格発表はまだですが、合格発表の日が今から楽しみです。
稽古後、居残り稽古で組手をしました。
メンバーは原さん、郡山くん、望生、私で、二分のタイムで全員で回りました。
私の今日のテーマは近距離でのパンチの連打と決めていましたが、なかなか上手く出来ずでした。
先日、柳瀬先生に教えて頂いたパンチ、数発は上手く打てたのですが、ほとんどが上手く出来ず、頭で「肩甲骨をこうして…ほんで、○○で、こないして○○」と思うのですが、身体が思うようについて行かず、まだまだ自主練の絶対数が足らないようです(>.<)
日々精進ですね!!
稽古も居残り稽古も各自頑張った熊取支部でした。
押忍。