本日13時から、泉大津市民体育館において鎌苅道場管轄の昇級昇段審査会が行われました。
管轄道場は泉大津支部、熊取支部、泉佐野長南支部、管轄スポーツクラブのコナミ香里ヶ丘、コナミ北千里、コナミ和泉府中が参加しました。
受験者数も約60人と非常に多く、柔道の試合コート二面の広さの第二体育館も受験者と保護者さんでいっぱいでした。
審査は、基本稽古→型→一本組手→組手→体力審査→総評 の流れで進みました。
他の道場の基準は分かりませんが、鎌苅道場では、受験基準に満たない人は審査を受けたいと申し出ても「まだそのレベルまで達してないから」と言う事で受験させてもらえません。
また、審査用紙をもらえたから、と言って、審査の申込みをして受験出来たとしても、審査当日、各審査課題がキチンと出来なければ、容赦なく不合格、不合格まで行かない場合も3ヶ月保留、2ヶ月保留、1ヶ月保留があり、その保留期間に基準に満たない課題部分をなおし、指導員に見せに来て、OKをもらわないと保留が解かれ合格出来ません。
保留期間が済んだら自動的に帯がもらえる訳ではなく、保留期間に課題部分が克服出来なければ不合格になるのです。
空手を長く習っていたら自動的に帯が上がる、審査用紙をもらえる、審査を受験出来たらみんな合格出来る…そんな甘いモノではないのです。
また、審査中、師範も何回も仰いましたが、どんなに技が上手に出来ても、組手が強くても、正確に動けていても、声を出さないと0点です。
基本、型、一本組手、組手が出来ても、基礎体力がないと、それもダメです。
やっぱり「心・技・体」どれも兼ね備えていないと次の帯にはなれません!
審査はいつもの稽古より緊張してしまい、いつもの声の半分のボリュームになってしまいます(>.<)
だからこそ、普段の稽古でしっかり大きな気合いを出し、審査本番に半分のボリュームになってもいけるぐらいに稽古しておかないと、審査本番だけ大きな声なんて出ないものです。
逆に普段の稽古からキチンと大きな声を出せていると、審査本番でも戸惑う事なく大きな気合いがすんなり出せ、緊張もぶっ飛ばせますね!!
声は自信のあらわれ、大きな声を出すのは心を強くするための稽古やと、思っています(^-^)
普段の生活でも、小さな声でフニャフニャ、ボソボソと何を言っているのか聞こえないようでは、まわりの人とコミュニケーションも取りにくく、イジメの対象にもなりやすいです。
大きな声でハキハキと返事が出来る、大きな声で自分の意見が言える、そこが「イジメられない」にも繋がります。
せっかく空手を習っているのだから、パンチ、キックの技だけでなく、心も強くなって、礼儀も正しくなっていかないと習っている意味がないと思うのです。
今回の審査結果、自分の普段の稽古の積み重ねが良い結果にも悪い結果にも正直に繋がったハズです。
まず、稽古を遅刻やお休みばかりしていると、積み重ねるも何もそれ以前に積み重なりませんね。
そして、稽古に来ても、時間から時間までその場所にいて、何となく話を上の空で聞いて、何となく手足を動かして終わり…では、いつまで経っても進歩しませんよね。
上手くなろう!強くなろう!出来ないところを出来るようになろう!と意識して先生の説明をしっかりと聞き、意識して動くからこそ積み重なるんやと思います。
さぁ、また、明日から稽古稽古です(^-^)
審査は一つの通過点。
審査が終わったから、緩むのでなく、一つ上の帯になった分、一つレベルを上げて、明日からの稽古を積み重ねて行きましょう!
日々精進ですね(^o^)
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